文献

J-GLOBAL ID：201602204032383132   整理番号：16A0335585

イチゴ促成栽培におけるミスト噴霧とCO₂長時間施用が生育・収量に及ぼす影響

Effect of Mist Spray and Long-Time CO₂ Enrichment on Growth and Yield of Strawberry in Forcing Culture

著者 (8件)： 加藤賢治 ,  小林克弘 ,  嶋本千晶 (愛知県農業総合試) ,  中村嘉孝 (愛知県農業総合試) ,  小島寛子 (愛知県農業総合試) ,  大藪哲也 (愛知県農業総合試) ,  番喜宏 (愛知県農業総合試) ,  岩崎泰永 (農研機構 野菜茶研)
資料名： 愛知県農業総合試験場研究報告  (Research Bulletin of the Aichi Agricultural Research Center)
号： 47  ページ： 51-60  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： Z0600B  ISSN： 0388-7995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ミスト噴霧およびCO₂長時間施用がイチゴの生育および収量に及ぼす影響を調査した。1。ミスト噴霧の効果について,ハウスサイドを開放する秋期及び春期には,ミストによりハウス内気温が低下するとともに相対湿度が高く維持された。厳寒期については,ミストを噴霧しなくてもハウス内の相対湿度は高く維持され,効果は小さいと思われた。2。ミスト噴霧により施設内気温を低下させて換気を抑制し,CO₂施用時間を延長することが可能か検討した。ハウス閉鎖時のミスト噴霧による施設内気温の低下はわずかであり,ミスト噴霧によりCO₂施用時間を大幅に延長することは難しいと思われた。3。日中のCO₂濃度を700~1000ppm(ただし換気温度付近では400ppm)とするCO₂長時間施用と高めの培養液の給液により,「とちおとめ」ではCO₂無施用に対して39~45%,早朝のみの慣行施用に対して21~26%収量が増加した。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  *二酸化炭素 ,  ミスト ,  促成栽培 ,  噴霧 ,  相対湿度 ,  作物収量 ,  栽培管理 ,  培地
準シソーラス用語： *CO₂施用 ,  培養液

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (6件)： イチゴ ,  促成栽培 ,  ミスト噴霧 ,  CO2 ,  生育 ,  収量