文献
J-GLOBAL ID:201602204180195019   整理番号:16A0127098

フウセイ(Larimichthys crocea)におけるC型レクチン様受容体の分子特性化と生物学的効果

Molecular Characterization and Biological Effects of a C-Type Lectin-Like Receptor in Large Yellow Croaker (Larimichthys crocea)
著者 (11件):
資料名:
巻: 16  号: 12  ページ: 29631-29642 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
C型レクチン様受容体(CTLR)はパターン認識受容体の一つの型として自然免疫において重要な役割を果たす。ここで筆者らはフウセイ(Larimichthys crocea)由来のC型レクチン様受容体(LycCTLR)をクローン化し,特性化した。LycCTLRの完全長cDNAは880ヌクレオチド長であり,215アミノ酸のタンパク質をコードする。推定されるLycCTLRはC末端C型レクチン様ドメイン(CTLD),N末端細胞質尾部,そして膜貫通領域を含む。LycCTLRのCTLDは6つの高度に保存されたシステイン残基(C1~C6),一つの保存されたWI/MGLモチーフ,そして2つの糖結合モチーフ,EPD(Glu-Pro-Asp)およびWYD(Trp-Tyr-Asp)を持つ。Ca2+結合物1および2もCTLDで見られた。LycCTLR遺伝子は5つのエキソンと4つのイントロンから成り,同じゲノム構成がティラピア(Oreochromis niloticus)およびグッピー(Poecilia retitculata)のCTLRで見られる。LycCTLRは調べた様々な組織で構成的に発現し,その転写産物は不活性化三価細菌ワクチンによる刺激後,頭腎と脾臓で有意に増した。Escherichia coli BL21で産生した組換えLycCTLR(rLycCTLR)タンパク質は,血液凝集活性とガラクトースへの選好性だけでなく,Ca2+依存的に2つの食物由来病原性細菌E.coliとBacillus cereusに対する凝集活性も示す。これらの結果はLycCTLRが魚類の抗菌免疫において役割を果たすかもしれない潜在的なガラクトース結合C型レクチンであることを示す。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る