文献

J-GLOBAL ID：201602204351718856   整理番号：16A0259777

保水能と降雨パターンの不確実性に関連するピーク流出高の不確実性

UNCERTAINTY OF PEAK RUNOFF HEIGHT ASSOCIATED WITH UNCERTAINTY OF WATER HOLDING CAPACITY AND RAINFALL PATTERN

著者 (2件)： SUPRABA Intan (Graduate School of Engineering, Hokkaido Univ.) ,  YAMADA Tomohito J. (Fac. of Engineering, Hokkaido Univ.)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 71  号： 5  ページ： I.17-I.22 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 洪水リスク減少の目的のためのピーク流出高の推定精度を改良することは,水文学の研究目標の1つである。一般に,ピーク流出高は水文モデルによって決定論的にシミュレートされる。最近の研究は,降雨パターンと関連してFokker-Planck方程式を採用することによって,降雨-流出系が確率微分方程式として表現できることを示した。本研究の目的は,降雨パターンの不確実性に加え,保水能による有効雨量の不確実性を考慮することによって,ピーク流出高の不確実性を推定することである。結果は,降雨パターンに関連する不確実性の増分に連れてピーク流出高の不確実性が増加することを示している。他方,ピーク流出高の不確実性の定量化では,保水能の不確実性を考慮する必要があることを示している。

シソーラス用語： *洪水 ,  リスク ,  特性 ,  降雨 ,  保水性 ,  不確実性 ,  水文モデル ,  Fokker-Planck方程式 ,  有効雨量 ,  水位 ,  *流出 ,  治水 ,  *流出解析
準シソーラス用語： *洪水リスク ,  降雨パターン ,  *降雨流出

分類 (2件)： 洪水対策  (RC12040I) ,  流出解析  (DC07030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 保水能 ,  降雨パターン ,  不確実性 ,  流出