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J-GLOBAL ID：201602204701629312   整理番号：16A0315476

雑草発生量と水稲収量に及ぼす除草作業法の影響 滋賀県の有機栽培農家の事例から

著者 (1件)： 中井譲 (滋賀県農業技術振興セ)
資料名： 農作業研究  (Japanese Journal of Farm Work Research)
巻： 51  号： 1  ページ： 31-34  発行年： 2016年03月20日 
JST資料番号： G0627B  ISSN： 0389-1763  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 穂揃期頃の水稲と雑草の窒素吸収量を調査するとともに,水稲収量調査を実施した。現在,有機栽培における抑草技術では,米ぬかなどの新鮮有機物の土壌表面施用や機械除草などが実施されている。雑草害による減収を軽減するためには,適切な除草技術を実施して,雑草を抑えることが重要である。機械除草では,雑草の発生消長に応じた作業を実施して雑草害を軽減する必要性があると考えられた。また,新鮮有機物の土壌表面施用については,埋土種子量の多い圃場ではヒエ類,コナギなどの土壌還元耐性の高い水田雑草が残草する可能性がある。こうした場合は,機械除草を実施して雑草害を軽減する必要性があると考えらえた。

シソーラス用語： *土壌管理 ,  雑草 ,  *水稲 ,  作物収量 ,  栽培管理 ,  米糠 ,  有機農法 ,  滋賀県 ,  生体吸収
準シソーラス用語： イネ科雑草 ,  *雑草管理 ,  除草 ,  窒素吸収 ,  有機栽培

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  雑草による植物被害  (FC04062J) ,  栽培的防除  (FC05020Q)

引用文献 (12件)：

• 1) 千坂英雄 (1966):水稲と雑草の競争. 雑草研究 5;16-22.
• 2) 福島裕助・内川 修 (2002):水稲の減農薬栽培における米ぬか散布による水田雑草の防除. 日作九支報 68;40-42.
• 3) 室井康志・小林勝一郎・高井芳樹 (2005):ヒメタイヌビエの生育に対する米ぬか粉剤ならびにペレット剤の作用. 雑草研究 50;169-175.
• 4) 中井 譲・鳥塚 智 (2009):米ぬか土壌表面処理による水田雑草の抑草効果. 雑草研究 54;233-238.
• 5) 中井 譲・中橋富久 (2011):機械除草の時期および回数がコナギの抑草効果と水稲収量に及ぼす影響. 雑草研究 56;111-114.

タイトルに関連する用語 (8件)： 雑草 ,  発生量 ,  水稲 ,  収量 ,  除草 ,  滋賀県 ,  有機栽培 ,  農家