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J-GLOBAL ID:201602204712402182   整理番号:16A0145290

ヒトリボヌクレオチドレダクターゼの非ヌクレオシド系調節物質の同定

Identification of Non-nucleoside Human Ribonucleotide Reductase Modulators
著者 (13件):
資料名:
巻: 58  号: 24  ページ: 9498-9509  発行年: 2015年12月24日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リボヌクレオチドレダクターゼ(RR)は細胞増殖のために不可欠であり,本酵素の阻害は癌治療のための有効な戦略である。本研究では,バーチャルスクリーニング,生物物理学的方法,RR活性アッセイ,培養細胞を用いた増殖阻害アッセイを利用して,RRの非ヌクレオシド系小分子阻害剤を同定した。バーチャルスクリーニングでは,ドッキング部位としてRR6量体の界面を選択し,その後76種のヒット化合物を蛍光消光アッセイにより,大サブユニットhRRM1への結合について検証した。ヒット化合物を構造に基づいて10群に分類し,各群の代表化合物をin vitroでの酵素阻害アッセイで評価した。活性の高い4種の化合物の構造パラメータと阻害活性との間には,相関関係が見られず,薬理作用団を推測して特定することは困難であると思われた。また51種のヒット化合物の増殖阻害活性を4種の癌細胞株を用いて評価した。フルオレニルピペラジン系化合物は,HCT-116細胞株に対してIC50値2.0μMの細胞毒性を示した。フタルイミド系化合物のX線結晶解析から,この化合物が触媒部位とは無関係の部位に結合する非競合的阻害剤であることが推定され,これは定常状態速度論研究でも確認された。ゲル濾過クロマトグラフィーによる実験からは,フタルイミド系化合物が2量体から不活性型の6量体へ平衡状態を移動させることが明らかになった。
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分類 (2件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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タイトルに関連する用語 (4件):
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