抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,埼玉県春日部市の高校生に対してアンケート調査を実施し,人工光型植物工場野菜に対する認知率,理解度および不安度を測定するとともに,それらの関連性を統計的に分析した。その結果,植物工場の認知率は70%程度で比較的高く,徹底した環境管理下で安定的に野菜が生産されていることはよく理解されている一方,栽培システムや工場野菜の安全性に関しては,理解度向上の余地があることが判明した。また,栄養や味に対する不安が比較的多く見られ,植物工場に関する知識が乏しいほど不安度が高まることが示された。新たな都市型農業の普及や被災地における農業再生の実現には,学校教育等を通じて植物工場に関する理解度の向上を図っていく必要がある。(著者抄録)