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J-GLOBAL ID:201602204731759270   整理番号:16A0145635

側鎖基にピレン部位を有する置換ポリアセチレン類の合成および特性

Synthesis and Properties of Substituted Polyacetylenes Containing Pyrene Moieties in the Side Group
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 27-32 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ピレン基を有する新規なフェニルアセチレン誘導体を各種ロジウム錯体触媒により合成し重合した。得られた重合体は,クロロホルムおよびTHFのような一般的な有機溶媒に可溶であった。MwおよびMw/Mnは,それぞれ,約12000~18000および1.3~1.7と評価し,重合体の収率はおよそ57~72%であった。単量体のスペクトルで見られた≡C-H(3200cm-1)およびC≡C(2100 cm-1)の伸縮振動の特性吸収伸張は,赤外スペクトルにおいて,重合体のスペクトルでは完全に消えた。1H NMR解析から,アセチレン三重結合がポリエンの二重結合に転換したことを確認した。それらの重合体が,TGAデータに基づいて,熱的に安定であることがわかった。合成した重合体は青色の蛍光を示した。溶液中における蛍光量子収量は,0.37~0.41と高かった。さらに,得られた重合体は長い蛍光寿命を有した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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高分子固体の物理的性質  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  単独重合 
物質索引 (6件):
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引用文献 (38件):
  • 1) Y. Z. Wang, A. J. Epstein, Acc. Chem. Res. 1999, 32, 217.
  • 2) G. Gustafsson, Y. Cao, G. M. Treacy, F. Klavetter, N. Colaneri, A. J. Heeger, Nature 1992, 357, 477.
  • 3) J. H. Burroughes, D. D. C. Bradley, A. R. Brown, R. N. Marks, K. Mackay, R. H. Friend, P. L. Burns, A. B. Holmes, Nature 1990, 347, 539.
  • 4) H. Shirakawa, E. J. Louis, A. G. MacDiarmid, C. K. Chiang, A. J. Heeger, J. Chem. Soc., Chem. Commun. 1977, 578.
  • 5) T. Masuda, S. M. A. Karim, R. Nomura, J. Mol. Catal. A: Chem. 2000, 160, 125.
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