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J-GLOBAL ID:201602204826657920   整理番号:16A0275622

津波発生時における自動車避難シミュレーションによる避難経路の分析 千葉県長生郡一宮町を対象として

ANALYSIS OF AN EVACUATION ROUTE BY THE CAR EVACUATION SIMULATION IN THE TSUNAMI DISASTER A case study of Chosegun Ichinomiyamachi, Chiba
著者 (2件):
資料名:
号: 721  ページ: 337-344  発行年: 2016年03月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東日本大震災後の調査結果を受けて,津波発生時の自動車避難禁止が見直され,地域の実情に応じて自動車による避難も認められるようになった。本研究では,グラフ理論をもとに,各避難開始地点から避難目標地点まで,道路網を踏まえた最短避難距離と最短避難時間の分析を行った。その結果に基づき,対象地域の地形を考慮した避難目標地点を設定し,自動車避難シミュレーションを行い,自動車避難時の渋滞状況による避難時間への影響を調べた。本研究で作成した自動車シミュレーションモデルについて,GISを用いて管理した道路データ,シミュレーションの計算過程(最短経路はグラフ理論によるダイクストラ法を用いて求めた),各車両の計算方法,渋滞時の車両走行(最短距離移動,交通規制を厳守)を説明した。次に,研究対象地域として設定した千葉県長生郡一宮町における津波襲来時の想定避難状況を示し,対象地域内の全ノードを避難開始場所として,避難所及び津波一時避難場所までの最短避難経路の,グラフ理論におけるダイクストラ法による求め方及び結果を示し考察した。これにより道路網が最短避難距離及び最短避難時間に影響することがわかったが,更に自動車避難シミュレーションで,避難目標地点を町の内陸部へ変え,自動車使用率を43%として,自動車避難時の渋滞状況による影響を把握した。避難車両数の増加による発生は,避難時間に影響を与えることがわかた。
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (11件):
  • 1) 中央防災会議;防災基本計画,内閣府,2014.1.
  • 2) 藤岡正樹,石橋健一,梶秀樹,塚越功:津波避難対策のマルチエージェントモデルによる評価,日本建築学会計画系論文集,第562号,pp. 231-236,2002.12.
  • 3) 斎藤崇,鏡味洋史:マルチエージェントシステムを用いた津波からの避難シミュレーション-奥尻島青苗地区を例として-,日本建築学会計画系論文集,第562号,pp. 231-236,2002.12.
  • 4) 大畑大志郎,高井伸雄,鏡味洋史:釧路市中心市街地における津波避難施設配置の評価 マルチエージェントシステムを用いた津波からの避難シミュレーション その2,日本建築学会計画系論文集,第612号,pp. 87-91,2007.2.
  • 5) 渡辺公次郎,近藤光男:津波防災まちづくり計画支援のための津波シミュレーションモデルの開発,日本建築学会計画系論文集,第637号,pp. 627-634,2009.3
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