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J-GLOBAL ID：201602205000099161   整理番号：16A0192888

日本語の母音無声化と発声制御:C/Dモデルの観点から

Vowel Devoicing in Japanese and Voicing Control in the C/D Model

著者 (1件)： AOYAGI Makiko (Dokkyo Univ.)
資料名： 音声研究  (Journal of the Phonetic Society of Japan)
巻： 19  号： 2  ページ： 22-32  発行年： 2015年08月30日 
JST資料番号： Y0922B  ISSN： 1342-8675  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本語の母音無声化は,通常,無声子音の間の高い母音に関して発生する。そのような無声化は規則的で,完全である。対照的に,非無声化環境において,非定型的に,非高母音に関する無声化ケースがあり,それは,不規則で傾きである。これらの変化する症状に対して,いくつかの生理学的研究は,異なった筋肉活動と声門の広がりパターンを立証した。また,それらのタイプに関しては,目立った特徴仕様を前提とする音韻的理由があった。この検討は,異なった症状を生成するために,C/Dモデルにおいてこれらの前提を組み込むことを試み,それらの可変音声出力に音韻的仕様をマッピングするために,さらにモデルのポテンシャルについて検討した。

シソーラス用語： *変換器 ,  ディストリビュータ ,  日本語 ,  *母音 ,  *発声 ,  子音 ,  声門 ,  音韻 ,  音声
準シソーラス用語： *コンバータ ,  無声化音

分類 (2件)： 音響変換器,その他の機器  (BB03060N) ,  音声処理  (JE05000E)

引用文献 (38件)：

• Aoyagi, M. (2006) Perceptual effects of vowel devoicing and reduction in Japanese. Doctoral Dissertation, Sophia University.
• Aoyagi, M. (2007) "Boin no museika, jakka ga chikaku ni ataeru eikyo on'inteki vs. onseiteki. (Perceptual effects of vowel devoicing and weakening-phonological vs. phonetic)" Proceedings of the 21st Annual Meeting of Phonetic Society of Japan, 87-92.
• Beckman, M. and A. Shoji (1984) "Spectral and perceptual evidence for CV coarticulation in devoiced /si/ and /syu/ in Japanese." Phonetica 41(2), 61-71.
• Beckman, M. (1997) "When is syllable not a syllable?" In T. Otake and A. Cutler (eds.) Phonological structure and language processing, cross-linguistic studies, 95-123.
• Browman, C. and L. Goldstein (1990) "Tiers in articulatory phonology, with some implications for casual speech." In J. Kingston and M. Beckman (eds.) Papers in laboratory phonology I: Between the grammar and physics of speech, 341-376. Cambridge: Cambridge University Press.

タイトルに関連する用語 (5件)： 日本語 ,  母音 ,  発声 ,  モデル ,  観点