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J-GLOBAL ID：201602205085716385   整理番号：16A0344741

新発想めっき技術 筆めっき/ブラシめっき

著者 (1件)： 小岩仁子 (山本鍍金試験器)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 67  号： 4  ページ： 206-209  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆めっき(ブラシめっき)とは電気めっき技術を利用した部分めっきのことで,一般的な湿式めっきのように,めっき槽を用いること無く,専用治具,整流器そして処理液のみで,めっきすることが可能である。本稿では,筆めっき(ブラシめっき)の手法および応用技術について述べた。筆めっきには電解めっきと無電解めっきの2種類がある。そして,簡便な設備,部分めっきが可能,電解液および廃液が少ない,などのメリットがある。まず,装置および工程について,筆具(処理面積や析出金属によって筆具を選ぶ),電源(工業的には直流電源を用いる),めっき液および処理液(単金属メッキ,合金めっき),作業工程(めっき部分以外はマスキング,適切な電圧設定,潤沢にめっき液を染み込ませた筆),以上を説明した。次に,筆めっき技術の応用展開として,含浸剤を巻いたロールを回転させながら長尺のものに部分めっきをする連続めっき装置,などを紹介した。

シソーラス用語： *電気めっき ,  *筆めっき ,  直流電源 ,  マスキング ,  めっき液 ,  合金めっき ,  金属
準シソーラス用語： 部分めっき

分類 (1件)： 電気めっき  (WC08023B)

引用文献 (12件)：

• 1)A. Gendry ; Revue de l'électricité et de l'électronique, 63, 75(2006).
• 2)F. Conlin ; US Patent No.1545942(1925).
• 3)D. Vanek ; Products Finishing, 77, 172(2012).
• 4)高田幸路 ; 表面技術, 49, 121(1998).
• 5)MIL-STD-865D 他

タイトルに関連する用語 (4件)： 発想 ,  めっき技術 ,  筆めっき ,  ブラシめっき