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J-GLOBAL ID：201602205192010991   整理番号：16A0005573

挿入型鉄筋定着工法「Post-Head-Anchor工法」の開発

Development of “Post-Head-Anchor”, a Post-installed Bonded Anchor with a Small Head Plate

著者 (4件)： 杉山智昭 (大成建設) ,  渡辺英義 (大成建設) ,  高木憲三郎 (大成建設) ,  小野英雄 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 48  ページ： ROMBUNNO.17  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート系の構造躯体の増改築,また,補修・補強に伴う新設部材設置では,新設部材の主筋を既存躯体に定着することが必要となる場合があり,その際には主筋の引張力を確実に既存躯体へ伝達することが求められる。本研究は,施工の信頼性が高く,既存と新設の構造躯体接合面に生じる引張力を確実に伝達可能な後付けの定着工法を提案し,その定着性能の評価を目的としている。提案する「Post-Head-Anchor(ポストヘッドアンカー)工法」は,改良型の削岩機を用いて既存躯体に削孔し,可塑性に優れた専用のモルタルを孔内に充填した後,小円形の定着板が先端に摩擦圧接された異形棒鋼(定着筋)を孔内に挿入して定着する工法である。本論文では本工法の定着筋の付着特性と定着板の支圧特性の両者を含む定着性能の把握を目的とした実験について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 構造設計 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  *耐震補強 ,  補強工事 ,  修理 ,  鉄筋 ,  *定着【構造】 ,  付着 ,  付着応力 ,  さく岩機 ,  *異形鉄筋 ,  棒鋼 ,  引張力
準シソーラス用語： 異形棒鋼 ,  補修

分類 (3件)： 構造設計一般  (RA04010E) ,  コンクリート構造  (RA04030A) ,  コンクリート工事  (RA07040G)

引用文献 (3件)：

• 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説,2010.
• 日本建築学会:各種合成構造設計指針・同解説 第四編,2010.
• 三桶達夫,堀口賢一,大友健,加納宏一,田中良弘:既設コンクリート構造物のせん断補強工法の開発Post-Head-barによる後施工せん断補強工法の開発,大成建設技術センター報第39号,2006.

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉄筋 ,  定着 ,  工法 ,  開発