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J-GLOBAL ID:201602205221764550   整理番号:16A0154026

選択的一酸化窒素合成酵素阻害剤の7-ニトロインダゾールはラット脳におけるコカイン誘発性酸化ストレスに対して保護する

Selective Nitric Oxide Synthase Inhibitor 7-Nitroindazole Protects against Cocaine-Induced Oxidative Stress in Rat Brain
著者 (4件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 157876 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳毒性だけでなく,耽溺性の発生に関わる機序の一つは酸化ストレスである。この研究の目的は,雄Wistarラットにおけるコカイン休薬と神経毒性に対する神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS)の選択的阻害剤,7-ニトロインダゾール(7-NI)の作用について調べることである。ラットは以下の4つの群に分けた:対照群;コカイン処理群(15mg/kg-1,腹腔内,7日間);7-NI処理群(25mg/kg-1,腹腔内,7日間);および併用群(7-NI+コカイン)。コカインの反復処理は身体依存の発生を引き起こすことが休薬症状(自発運動の低下,流涎および呼吸数の増加)から判定され,nNOS活性と酸化ストレスの増加が随伴していた。後者は,全脳で測定したマロンジアルデヒド(MDA)形成の増加,還元型グルタチオン(GSH)レベルの枯渇,および酵素的抗酸化防御系の損傷により確認された。コカイン処理ラットから単離したシナプトソームでは,ミトコンドリア活性とGSHレベルも低下していた。コカインと共に投与された7-NIは,そのnNOS阻害により,休薬を軽減させるだけでなく,GSHレベルと抗酸化酵素活性を対照レベルの近くにまで逆転させた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  中枢神経系作用薬一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (4件):
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