文献
J-GLOBAL ID:201602205246223414   整理番号:16A0202579

性的口臭? 穀物甲虫寄生Lariophagus distinguendus (Foerster)(ハチ目:コガネコバチ科)雄性口腔腺フェロモン

Sexy Mouth Odour? Male Oral Gland Pheromone in the Grain Beetle Parasitoid Lariophagus distinguendus (Foerster) (Hymenoptera: Pteromalidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 2015  号: Parasitology  ページ: 216952 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
動物界全体を通して,性フェロモンは配偶者誘因と求愛信号として用いられるだけでなく,種間性的隔離を可能とする。寄生バチLariophagus distinguendusでは,雄の開翅,雌触角接触,頭振りなど求愛行動が雌の受容性を刺激し交尾に至る。近年,L.distinguendusは性的隔離された二つの異なる系統で構成されることが報告され,雄は異なる系統の雌の受容性を誘因できない。しかし,求愛行動のどの部分が雌の受容性を引き出し,性的隔離を誘発するメカニズムは不明である。本稿では,Ldistinguendusの不揮発性雄性口腔フェロモンが雌の受容信号の放出に不可欠であることを示す。対照的に,雄の開翅と触角接触は負の役割を果たす。さらに,口腔フェロモン成分は発生的宿主に依存し,雌は宿主基質からの発生時にその成分を学習する。これら結果は,口腔性フェロモンに関するより詳細な研究がL.distinguendusや他の寄生生物の種分化過程への関与と,本生物群の巨大な生物多様性の更なる理解に必要なことを示唆する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  個生態学 

前のページに戻る