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J-GLOBAL ID：201602205250810073   整理番号：16A0020382

厳しい環境用の蛍光体基繊維光学温度センサ

Phosphor-based fiber optic temperature sensors for harsh environments

著者 (2件)： DJEU Nicholas (MicroMaterials, Inc., FL) ,  SHIMOJI Yutaka (MicroMaterials, Inc., FL)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9467  ページ： 94671J.1-94671J.6  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来の蛍光体基繊維光学温度センサは,光パルスを使って光学繊維の一端に付いている蛍光体を励起し,誘導された蛍光を解析して,その減衰時間を決定し,その温度依存性から温度を推定するものである。この種の構造の場合,測定温度範囲が広い場合機械的安定性が乏しく問題であった。本研究では,蛍光体をミクロスフェアの形で組み込んだ新しい型の蛍光体基の繊維光学温度センサを開発した。蛍光体としては,非常に高温まで使用可能なYbドープYAGを使用した。リード光学繊維(シリカ)の一端に蛍光体ミクロスフェアを付け,その機械的強度を補強できるように厚いセラミックチューブで覆った構造をしている。この構造で励起源としてLEDを用いることにより,有効測定温度範囲100~1100°Cの繊維光学熱プローブが得られた。さらに,レーザダイオードを励起源として用いれば最大操作温度を少なくとも1400°Cまで拡大可能と考えている。

シソーラス用語： *高温 ,  *温度センサ ,  *光ファイバセンサ ,  *蛍光体 ,  イッテルビウム化合物 ,  ドーピング ,  *イットリウムアルミニウムガーネット ,  *ミクロスフェア ,  *発光ダイオード ,  *光源 ,  励起 ,  プローブ ,  温度測定 ,  *半導体レーザ
準シソーラス用語： LED ,  YAG【ガーネット】 ,  レーザダイオード ,  繊維光学センサ ,  熱プローブ ,  *励起光源

分類 (3件)： 温度測定,温度計  (AD06010K) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  蛍光体 ,  繊維光学 ,  温度センサ