文献
J-GLOBAL ID:201602205330236203   整理番号:16A0049663

第一列遷移金属間の結合配置

Configuring Bonds between First-Row Transition Metals
著者 (3件):
資料名:
巻: 48  号: 11  ページ: 2885-2894  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: B0966A  ISSN: 0001-4842  CODEN: ACHRE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
d電子を含む金属原子間化学結合として,供与結合,単結合,二重結合,三重結合)はよく知られているが四重結合,五重結合の報告は少なかった。トリフェニルアミン系配位子{[o-(PiPr2CH2N-)C6H4]3N:(L1)},トリエチレントリアミン系配位子{[(ピリジン-2-イル)N-CH2CH2]3N:L2;[PhNC-(Ph)NCH2CH2]3N:L3}を合成した。L1にCrCl3(またはCoCl2)を反応させた後,MBr2/2KC8(M:Cr,Mn,Fe,Co,Ni)を順次反応させ三個のM-Pと四個のCr-N結合遷移金属間結合を持つ二金属錯体L1CrMを得た。同様にしてL2CoMClやL3CoMも得られたが,L1Fe2X,L2CoFeCl,L2Co2Cl,L3CrMXは生成しなかった。遷移金属原子の主電子配置に基づいて計算した形式的結合短縮率(FSR)は0.74~0.89であった。金属-金属多重結合は1H NMRで隣接メチレンプロトンの化学シフトを顕著に乱し,反磁性異方性(Δχ)は大であったがFSRとの相関しなかった。L1CrNi,CrCo,CrFe,VFeの+0.5~-3.5V(vs.Fc+/Fc)でのサイクリックボルタンメトリーは3~4個の可逆的一電子移動を示し,磁化率χMTは温度依存性で,CH2Cl2溶液中のL2CoMClは光照射でCo(II)M(II)→Co(III)M(I)の金属-金属電荷移動遷移を示した(M:Mn,Fe,Co,Ni,Cu)。L1CoMはN2を触媒的にトリメチルシリル化し,またL2FeMnClとFeCl2は金属イオン交換しL2Fe2Clを生成した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属錯体一般  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  電極過程  ,  その他の光物性 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る