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J-GLOBAL ID:201602205418760689   整理番号:16A0212975

超分子相互作用を介するスイッチング型Kondo効果

Switching Molecular Kondo Effect via Supramolecular Interaction
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 12521-12528  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,超分子相互作用が分子Kondo効果を有効にスイッチすることを実証し,分子集団でのKondo効果の制御の可能性を明らかにした。Cu(111)とAu(111)上に吸着したCo-テトラ-ピリジル-ポルフィリン(Co-TPyP)を模型系に選び,この単一分子のKondo共鳴がCu(111)上で見られ,Au(111)上で見られない利点を利用した。初めに,分子を特殊な超分子構造に組織化して,Cu(111)とAu(111)上で分子Kondo効果のスイッチング法を明らかにした。次に,基底状態密度汎関数理論計算からスピン分極電子構造をもとめ,単一軌道Anderson不純物模型から導いたHaldane関係を用して,Kondo温度を計算した。計算値は実測値の8%であった。この一致に基づいて,この超分子誘起スイッチングの機構を提案した。分子間相互作用と分子-基板相互作用間の競合が分子吸着配位を変化させ,このため,Anderson模型の3種類の決定パラメータ(線幅,エネルギー準位と,スピン状態の格子点Coulomb反発エネルギー)が有効に変調されることを明らかにした。
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