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J-GLOBAL ID:201602205506782889   整理番号:16A0103889

アワビ類における再生産ボトルネックの解消と藻場ネットワークの再生による資源回復・生態系修復技術の開発

著者 (4件):
資料名:
巻: 2014  ページ: 168-170  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: J0671A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,北海道日本海沿岸でエゾアワビ人工種苗の放流による資源増殖が図られているが定量的な評価が行なわれていない。ウニ類食害を主因とした磯焼けも進み,エゾアワビ資源の阻害要因になっていると考えられる。本研究では遺伝子マーカーを用いて噴火湾豊浦町において,2014年に放流種苗の再生産効果を評価し,放流計画の策定を検討した。1)大型人工種苗放流による親集団造成効果の評価:9月の試験区で採集した親貝115個体のうち放流貝は103個体で89.5%を占めた。産卵時期の殻長75mm以上の親貝資源に占める放流貝の割合は漁場全体の43.7%であったが,試験区に限れば94.5%であった。2)コレクターによる当歳貝の定量採集効率:9~10月に礼文漁港のコレクター10個からエゾアワビ稚貝は採集できなかったが,12月の潜水及び枠取り調査では採集できた。3)藻場回復の適地選定手法の開発とその実証:ウニ密度が低かった丸山地区でホソメコンブが水深6mまで濃密に生育したのに対して,同様にウニ密度が低い沖地区でホソメコンブが生育不良であった理由として,近隣の古平川から流入した懸濁物の影響が考えられた。4)造成藻場による資源回復効果の検討:海藻の生育状況とエゾアワビの分布,藻場とエゾアワビの生産との関係,について記述した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
増養殖の技術  ,  魚類以外の水産動物  ,  海藻類 

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