文献

J-GLOBAL ID：201602205552577386   整理番号：16A0204646

ダイズイソフラボン類と乳癌細胞株:分子メカニズムと将来展望

Soy Isoflavones and Breast Cancer Cell Lines: Molecular Mechanisms and Future Perspectives

著者 (6件)： UIFALEAN Alina (Iuliu Hatieganu Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM) ,  UIFALEAN Alina (Ernst-Moritz-Arndt-Univ., Greifswald, DEU) ,  SCHNEIDER Stefanie (Ernst-Moritz-Arndt-Univ., Greifswald, DEU) ,  IONESCU Corina (Iuliu Hatieganu Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM) ,  LALK Michael (Ernst-Moritz-Arndt-Univ., Greifswald, DEU) ,  IUGA Cristina Adela (Iuliu Hatieganu Univ. Medicine and Pharmacy, Cluj-Napoca, ROM)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 21  号： 1  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疫学調査で示唆される乳癌の化学予防におけるダイズイソフラボン類の有用性能は,20年以上に亘って多くの科学者の関心を持たせてきた。熱心な研究がこの分野で行われてきたが,前臨床結果では議論が続き,分子メカニズムが完全に分かるには程遠い。ダイズイソフラボン類の抗増殖作用は共通的にエストロゲン受容体の相互作用に結びつくが,他の経路も影響されるとの証拠が増えている。これらのうち,アポトーシス,細胞増殖および細胞生存の制御,血管新生と転移の抑制または酸化防止能が各種のイソフラボンの投与および各種乳癌細胞株を用いて近年研究されてきた。本レビューでは,著者らはin vitro研究で観察されたイソフラボン類の分子メカニズムに関する包括的な展望を提示し,用量-作用相関と細胞のエストロゲン受容体の状態を強調する。さらに,著者らはこの分野の将来の研究の方向性を示し,乳癌のダイズイソフラボン類の細胞内メカニズムをより良く理解することを提供できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イソフラボノイド ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ダイズ ,  *腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  薬物療法 ,  予防 ,  作用 ,  *エストロゲン受容体 ,  in vitro実験 ,  抗腫瘍作用 ,  機構 ,  イソフラボン類 ,  *乳癌細胞 ,  腫瘍細胞株 ,  抗増殖活性 ,  分子機構 ,  窒素複素環化合物 ,  キノリジジンアルカロイド ,  架橋化合物
準シソーラス用語： 癌の化学予防 ,  癌細胞株 ,  抗増殖作用 ,  分子メカニズム

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

物質索引 (1件)： ゲニステイン【アルカロイド】

タイトルに関連する用語 (6件)： ダイズ ,  イソフラボン類 ,  乳癌 ,  細胞株 ,  分子メカニズム ,  将来展望