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J-GLOBAL ID:201602205597892908   整理番号:16A0107639

キトサン-graft-ポリ(4-ビニルピリジン)共重合体/有機化モンモリロナイトナノ複合材料の合成,特性化および微生物活性

Synthesis, Characterization, and Microbial Activity of Nanocomposites of Chitosan-Graft-Poly(4-vinyl pyridine) Copolymer/Organophilic Montmorillonite
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号: 11/14  ページ: 1270-1279  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: B0866A  ISSN: 0360-2559  CODEN: PPTEC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,開始剤に過硫酸アンモニウムを使い1%の酢酸水溶液中で4-ビニルピリジン(4VP)モノマと有機化モンモリロナイト(OMMT)と共にグラフト化したキトサン(Ch)のナノ複合材料の合成を報告した。Na+-MMTとN-オクチル-N-ビニル-2-ピロリドン臭化物(OVPhBr)間の陽イオン交換を通して調製されたOMMT表面上のビニル基の存在が,4VP,ChとOMMT間の化学反応を促進していた。従って,グラフト共重合とグラフト化Chのインターカレーションが同時に発生した。Chグラフトナノ複合材料の化学構造,熱的性質および抗菌活性を調べた。その結果,XRDから,MMT粘土小板の回廊間の空間における増分から判明した如く,調製OMMT間のグラフト化Ch鎖にインターカレーションが生じている,ことを認めた。DSCから,P4VPグラフト鎖とChの酸化分解に対応する2つの発熱ピークを認めた。これ等のピークはOMMT負荷レベルを増やすと共により高温側へシフトした。TGデータから,P4VPとChに対応する最大熱分解速度は,Chグラフト共重合体中のOMMT量が増えると共に高温側へシフトした。更に,ナノ複合材料は,純ChやChグラフト共重合体に比べて,高い統合手順分解温度(IPDT)を示した。ナノ複合材料は,グラム陽性菌(枯草菌,黄色ブドウ球菌)とグラム陰性菌(大腸菌,緑膿菌)の両方の他に,真菌類(OMMTの第四アンモニウム基の存在から生じたAspergillus flavus,Candida albicans)に対して微生物活性を有することが分った。
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分類 (7件):
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抵抗性  ,  微生物に対する農薬  ,  共重合  ,  分子化合物  ,  ピリジン  ,  珪酸塩鉱物  ,  多糖類 
物質索引 (1件):
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