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J-GLOBAL ID：201602205605376159   整理番号：16A0232991

イネ縞葉枯病の発生状況と防除対策 茨城県におけるイネ縞葉枯病の発生状況と防除対策

著者 (2件)： 岡部克 (茨城県病害虫防除所) ,  杉山恵乃 (茨城県農業総合セ 農研)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 70  号： 2  ページ： 89-95  発行年： 2016年02月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 茨城県におけるイネ縞葉枯れ病の発生状況は,1960年代から多発状態が続いたものの,1990年代からは減少に転じ,1996年から2007年は発生を認めなかった。ところが2008年からは,本病媒介虫のヒメトビウンカ発生量とともに増加し,多発状態にあると判断された。本病の防除にはヒメトビウンカの化学的防除(クロチアニジン,シラフルオフェン,ジノテフラン等)と本病の抵抗性品種の栽培が有効である。今後は,水稲の栽培方法や費用対効果も併せた総合防除技術の開発及び,関係機関と連携して対策を講じて行きたい。

シソーラス用語： イネ ,  *縞葉枯病 ,  *ヒメトビウンカ ,  *害虫防除 ,  RNAウイルス ,  イネウイルス ,  茨城県 ,  品種 ,  発生生態 ,  総合防除 ,  殺虫剤
準シソーラス用語： rice stripe virus ,  イネ縞葉枯病 ,  耐病性品種

分類 (3件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G) ,  稲作  (FC03020C)

物質索引 (3件)： クロチアニジン ,  ジノテフラン ,  シラフルオフェン

引用文献 (4件)：

• 岸本良一ら(1985):植物防疫 39:531~537.,
• 新海昭(1962):農業技術研究所報告C,病理・昆蟲 第14号:1~112.
• -(1985):植物防疫 39:503~507.
• 安尾俊ら(1965):農事試験場研究報告 8:17~108.

タイトルに関連する用語 (4件)： イネ縞葉枯病 ,  状況 ,  防除対策 ,  茨城