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J-GLOBAL ID:201602205659391331   整理番号:16A0017886

異なる温度条件下における罹病枯死葉上のマンゴー炭疽病菌Colletotrichum gloeosporioidesの生存期間

Survival Period of Colletotrichum gloeosporioides, causal agent of mango anthracnose, on diseased withered leaves of mango at different temperatures.
著者 (1件):
資料名:
巻: 61  ページ: 16-19  発行年: 2015年11月28日 
JST資料番号: S0598A  ISSN: 0385-6410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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病原菌の生態解明を目的に枯死葉上におけるマンゴー炭疽病菌Collectotrichum gloeosporioidesの種々の温度条件での生存期間について検討した。沖縄県農業研究センター施設内のマンゴーの若齢葉を採集して,殺菌後C.gloeosporioidesの分生子懸濁液をその葉上に滴下し,25°Cで10日間恒温器に保存して病斑を進展させた後,罹病枯死葉を10°C,15°C,25°Cおよび35°Cの恒温器内で300日間保存した。葉上の分生子塊を掻きとってコロニー形成の有無を確認し,生存率を算出した。コロニーから炭疽病菌を分離して,PCR検定を実施した。その結果,マンゴー枯死葉上のC.gloeosporioidesは,各温度での生存期間にバラツキはあるが,分生子塊の形で長期間生存し,温度が低いほど生存期間が長くなることが分かった。10°C以下では病原性を保持したまま300日以上も生存した。また分離した菌株は全てマンゴー果実に病原性を示した。以上,著者は,本検討の各温度条件下での生存期間から推察して,マンゴー枯死葉上のC.gloeosporioidesは越冬および越夏が可能であり,翌年の伝染病になり得ると考えた。
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分類 (3件):
分類
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菌類による植物病害  ,  栽培的防除  ,  果樹 
引用文献 (12件):

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