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J-GLOBAL ID：201602205724358592   整理番号：16A0351241

現場での実態と政府からの勧告を考慮したエージェントベースの避難実施モデル

Agent-Based Evacuation Model Considering Field Effects and Government Advice

著者 (7件)： TEO Joel S. E. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SCHMOECKER Jan-Dirk (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  LEON Florin (Technical Univ. Gheorghe Asachi, Iasi, ROM) ,  LI Joe Y.-T. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  JI Jun (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ATANASIU Gabriela (Technical Univ. Gheorghe Asachi, Iasi, ROM) ,  TANIGUCHI Eiichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Transportation Research Record  (Transportation Research Record)
号： 2532  ページ： 129-140  発行年： 2015年 
JST資料番号： B0663A  ISSN： 0361-1981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 住民に対する政府からの情報と住民の間で流れる情報で構成される社会的な情報資産を,エージェントベース避難実施モデルに統合して活用する試みを研究対象とした。2011年に日本の東北地方で発生した大災害時には,上部機関の意志決定者と避難住民との間の情報伝達が途切れた。その結果ある人たちは過去の災害からの教訓に従い,また他の人たちは地域で流れた情報により強く従おうとし,これらはいずれも正負の影響をもたらした。これらの教訓と避難に伴う道路網の渋滞などを考慮して,本研究ではエージェントベース避難実施計画の骨格となるモデルを作成し,それを大阪市が津波を受けたことを想定した事例研究に適用した。その結果,避難者たちが政府の指導勧告に留意するか,もしくは近くにいる人たちの勧告に従おうとすれば,生存率がより高くなるだろうことが示された。

シソーラス用語： *エージェントモデル ,  *避難 ,  震災 ,  大地震 ,  津波 ,  住民 ,  意思決定者 ,  *防災計画 ,  大阪府 ,  道路網 ,  交通混雑 ,  シミュレーションモデル ,  モデリング ,  防護施設 ,  エージェント ,  経路選定 ,  事例研究 ,  政府 ,  計算機シミュレーション ,  通信操作
準シソーラス用語： 東日本大震災 ,  避難シミュレーション ,  *避難計画

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 現場 ,  政府 ,  勧告 ,  エージェント ,  避難 ,  実施 ,  モデル