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J-GLOBAL ID:201602205739529873   整理番号:16A0154234

微細藻類Galdieria sulphuraria(紅藻類)の食事性補充はラット組織における遷延性の運動誘発性酸化ストレスを低減させる

Dietary Supplementation with the Microalga Galdieria sulphuraria (Rhodophyta) Reduces Prolonged Exercise-Induced Oxidative Stress in Rat Tissues
著者 (6件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 732090 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,ラット組織(肝臓,心臓,および筋肉)ホモジネートおよびミトコンドリアにおける酸素消費,脂質ヒドロペルオキシド,蛋白質結合カルボニル,組織グルタチオンペルオキシダーゼおよびグルタチオンレダクターゼ活性,およびH2O2ミトコンドリア放出速度を調べることにより,急な運動(6時間の水泳)に誘発される酸化的損傷および代謝的変化に対する10日間の1%Galdieria sulphurariaの食事性補充の効果について研究した。運動は組織とミトコンドリアにおける酸化的損傷を増加させ,組織の還元型グルタチオン含量を低下させた。さらに,運動は組織とミトコンドリアにおけるState 4呼吸を増加させ,State 3呼吸を低下させた。G.sulphurariaの補充は上記の運動誘発性変動を減少させた。逆に,藻類の補充はミトコンドリアの過酸化水素放出速度と肝臓および心臓の抗酸化酵素活性における運動誘発性増加を修飾することができなかった。ミトコンドリアH2O2放出を低下させることなく脂質の酸化的損傷を低下させる藻類の能力はその高いC-フィコシアニンおよびグルタチオン含量による可能性があり,これらはそれぞれ,ペルオキシラジカルを捕捉し,リン脂質ペルオキシド代謝に寄与することができる。結論として,運動関連酸化的損傷とミトコンドリア機能障害を低減させるG.sulphurariaの能力は,甲状腺機能亢進症,慢性炎症,および虚血/再灌流を含め,酸化ストレスをもたらす他の病態においても潜在的に有用なものにしている。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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スポーツ医学  ,  筋肉・運動系一般  ,  代謝一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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