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J-GLOBAL ID：201602205954819491   整理番号：16A0041136

グラフェン-エポキシナノ複合材料の合成及びキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of graphene-epoxy nanocomposites

著者 (3件)： ACAR Alperen (Yildiz Technical Univ., Istanbul) ,  COLAK Oezgen Uemit (Yildiz Technical Univ.) ,  UZUNSOY Deniz (Bursa Univ., Bursa, TUR)
資料名： Materials Testing  (Materials Testing)
巻： 57  号： 11/12  ページ： 1001-1005  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0278A  ISSN： 0025-5300  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンを使用した複合材料に関する知見が少ないため,グラフェンプレートレット強化エポキシ樹脂のナノ複合材料を合成し,機械的性質に対するグラフェン量及び溶媒の種類の影響を検討した。原料にはグラフェンプレートレット,2000系エポキシ樹脂,2120エポキシ架橋硬化剤及び溶媒(アセトン及びNメチル-2-ピロリドン(NMP))を使用した。ナノ複合材料はグラフェン量を0.1及び0.5wt%配合した原料を超音波処理して真空中で脱ガスした後に,シリコンモールド中で363K×4h架橋して作製した。グラフェン及び複合材料の構造はラマン分光及びSEMで観察した。機械的性質は引張試験及び3点曲げモードでの動的機械分析で評価した。引張強さ及び破壊強さはそれぞれ9.31%及び34.78%上昇したが,弾性係数の改善はわずかであった。0.1%及び0.5%のグラフェンによりガラス領域での貯蔵弾性係数がそれぞれ20%及び46%増加した。グラフェンを添加してもガラス遷移温度は変化しなかった。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *エポキシ樹脂 ,  *ナノ複合材料 ,  架橋剤 ,  有機溶媒 ,  *化学合成 ,  動弾性係数 ,  架橋【高分子】 ,  動的機械分析 ,  *機械的性質 ,  引張強さ ,  破壊強さ ,  弾性係数 ,  ガラス転移点 ,  処理 ,  微細構造 ,  Raman分光法 ,  走査電子顕微鏡 ,  *強化プラスチック ,  *強化プラスチック成形 ,  真空脱ガス ,  超音波振動 ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： 硬化剤【高分子】 ,  超音波処理 ,  超音波脱ガス

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J)

物質索引 (2件)： N-メチル-2-ピロリドン ,  アセトン

タイトルに関連する用語 (3件)： グラフェン ,  ナノ複合材料 ,  キャラクタリゼーション