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J-GLOBAL ID:201602205973757820   整理番号:16A0154207

アピゲニンは,AKTSer473のリン酸化の阻害とプラスミノーゲン活性化因子阻害剤2のダウンレギュレーションを介するマクロファージのアポトーシス誘導を通じて粥状動脈硬化を減衰させる

Apigenin Attenuates Atherogenesis through Inducing Macrophage Apoptosis via Inhibition of AKT Ser473 Phosphorylation and Downregulation of Plasminogen Activator Inhibitor-2
著者 (9件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 379538 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マクロファージの生存率は早期動脈硬化病変の発達の要因となると考えられている。マクロファージのアポトーシスの調節不全は,粥状動脈硬化の炎症性プロセスに関与している。アピゲニンは抗炎症効果,抗血小板効果,抗腫瘍活性など様々な臨床的に関連するプロパティを所有しているフラボノイドである。アピゲニンがin vitroテストで apoマウスで粥状動脈硬化を減衰させることを著者らはここで示した。in vitro実験は,アピゲニンが,酸化低密度リポ蛋白質-(OxLDL-)を負荷したマウス腹腔マクロファージ(MPM)のアポトーシスを誘導したことを示唆した。プロテオーム解析は,アピゲニンがプラスミノーゲン活性化因子阻害剤2(PAI-2)の発現を減少させることを示した。PAI-2は,OxLDLを負荷したMPMにおいて,抗アポトーシス効果を保持している。PAI-2は明確に,アピゲニンのアポトーシス促進効果を減少させた。AutoDockKソフトウェアによる分子ドッキングアッセイから,Akt1のSer473残基はアピゲニンの潜在的な結合部位であることが予測された。レンチウイルスベクターを介したAkt1野生型過剰発現は,OxLDLを負荷したMPMにおいて,アピゲニンのアポトーシス促進効果を弱体化する。アピゲニンは,OxLDLを負荷したMPMにおいてアポトーシスの誘導によって抗動脈硬化作用効果を達成する。アピゲニンのアポトーシス促進効果は,AktのSer473のリン酸化を抑制することによるPAI-2のダウンレギュレーションに,少なくとも部分的に寄与している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学 
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