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J-GLOBAL ID:201602205991627020   整理番号:16A0107493

恐怖獲得後のコンテクスト変化は条件反応と消去学習の時間経過に影響する-更新研究ための意味

Contextual Change After Fear Acquisition Affects Conditioned Responding and the Time Course of Extinction Learning-Implications for Renewal Research
著者 (3件):
資料名:
巻: 2015  号: Dec  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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コンテクストは(恐怖)記憶の取り出しに主要な役割を果たす。それに基づき,コンテクストの操作は,恐怖消去後のコンテクストの変化など,恐怖の再帰(ROF)パラダイム(特に更新において)において重要である。しかしコンテクストの変化は,恐怖獲得と消去の間(例えばABCとABA更新)のように,ROF経験の初期に与えられる。これまでの研究では,どれも消去後のコンテストの変化(すなわち更新)にだけ焦点を当てていた。従って,消去学習前に先行する条件にならないであろう条件反応に対するコンテクストスイッチの一般的な影響の可能性は,研究されていない。そのため本研究は,恐怖獲得と消去の間での即時条件付け応答,および消去学習の時間経過に対するコンテクスト変化の影響をマルチモーダルアプローチによって調べた。恐怖条件付け後にコンテクスト変化を受けたグループ(AB;n=36)は,獲得から消去までコンテクスト変化を受けなかったグループ(AA,n=149)とを比較する簡に,生理学的指標(皮膚伝導率と恐怖増強驚愕)および自覚的恐怖評価が測定された。恐怖獲得と消去の間でのコンテクストの変化は,即時条件付け応答および皮膚伝導度と被験者による恐怖評価による消去学習の時間変化の両方に影響した。これは,更新効果(すなわち消去後のコンテクストスイッチ)の基盤を成し,それを解釈するメカニズムに対する重要な意味を有する可能性がある。従って,今後の研究は,真のROF効果によるコンテクスト変化の一般的影響を解明するデザインと統計的検証を組込まなければならない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  動物に対する影響 

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