文献
J-GLOBAL ID:201602206000030257   整理番号:16A0184385

内在性カンナビノイドの活性化はヒト大動脈瘤における持続性炎症と関連する

Activation of Endocannabinoid System Is Associated with Persistent Inflammation in Human Aortic Aneurysm
著者 (12件):
資料名:
巻: 2015  号: Cardiology  ページ: 456582 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒト大動脈瘤は炎症および血管リモデリングと関連する。内在性カンナビノイドシステムは炎症および組織リモデリングを修飾するので,筆者らはヒト大動脈瘤におけるその構成要素を調べた。筆者らは大動脈瘤のため,または対照として冠状動脈疾患のため待機手術を受けた患者から前部大動脈壁試料を得た。組織学的および分子的解析(RT-qPCR)を行い,内在性カンナビノイド濃度をLC-MRMを用いて測定した。患者の特徴は,対照群における動脈性高血圧および糖尿病のより高い発生率を除き,グループ間で同等であった。カンナビノイド受容体のmRNAレベルは対照よりも動脈瘤で有意に高かった。動脈瘤で,内在性カンナビノイド,2-アラキドノイルグリセロール濃度は有意に高い一方,第二の内在性カンナビノイド,アナンダマイドとその代謝産物アラキドン酸およびパルミトイルエタノールアミドは有意に低かった。組織学は動脈瘤外膜における新しく動員された白血球の持続性浸潤と,有意により高い単核細胞密度を明らかにした。動脈瘤における炎症促進性環境が,M-CSFとPPARγの有意な上方調節により示されたが,ケモカインの下方調節と関連した。筆者らは両群間で同等のコラーゲン染色領域,動脈瘤におけるCTGF,オステオポンティン1,およびMMP-2のmRNAレベルの有意な減少,そしてTIMP-4発現の増加を見出した。本データは,持続性の低レベル炎症と血管リモデリングを伴う,ヒト大動脈瘤における内在性カンナビノイドシステムの活性化の証拠を提供する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る