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J-GLOBAL ID:201602206052086692   整理番号:16A0180852

短鎖干渉RNA治療:ナノ担体,展望及び限界

Short interfering RNA therapeutics: nanocarriers, prospects and limitations
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 386-395  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1395B  ISSN: 1751-8741  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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RNA干渉(RNAi)機構の発見に基づき疾病,特に癌やアミロイドーシスなどの遺伝子療法の研究が広範に実施されている。本報にて,RNAiの機構,短鎖干渉性RNA(siRNA)デリバリーにて直面する挑戦はもとより従来の遺伝子療法システムを超える利点を包括的に概説した。siRNAデリバリーに適用するウイルス性及び非ウイルス性のベクター,並びにsiRNAの化学修飾を示した。非ウイルス性ベクターとして利用されているナノ粒子ベクターではリポソームなどの脂質;デンドリマ,シクロデキストリン,キトサンなどのポリマ;及びアプタマ,ペプチドなどの生体複合体;などで調製されたナノ粒子を詳述した。次いで,ナノ粒子によるsiRNAデリバリーシステム,投与方法,生体取込経路を示し,このシステムがsiRNAの生体分布,薬物動力学を改善しているか,エンドソーム逸脱,免疫活性化のような問題のあることも示した。近年,これらのナノ粒子デリバリーシステムの中で脂質ナノ粒子,安定的核酸脂質ナノ粒子及びTAT標的化シクロデキストリンは最近siRNAデリバリーシステムの臨床試験に供され,アミロイドーシス及び癌の治療にて進行中である。
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分類 (3件):
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生物科学研究法一般  ,  生物学的機能  ,  基礎治療学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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