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J-GLOBAL ID:201602206072288704   整理番号:16A0273350

システム同定を用いた非観測階の地震応答推定手法-単点参照・多自由度偏分反復法とモード重合法による地震応答解析-

EARTHQUAKE RESPONSE ESTIMATION ANALYSIS METHOD ON UNOBSERVED FLOOR USING A SYSTEM IDENTIFICATION
著者 (2件):
資料名:
号: 41  ページ: 37-42  発行年: 2016年02月29日 
JST資料番号: F0153B  ISSN: 0285-4546  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,大地震発生への防災対策として企業に対するBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の強化が求められている。しかしながら,拠点建物の被害状況を即時に把握することは容易ではなく,躯体構造が内装に隠れている場合や,超高層建物などの大規模建築であれば特に,被害調査に多くの時間を要することが課題として挙げられる。そこで,地震発生後,迅速に拠点建物の被害状況を把握することを目的とした,地震観測を利用した被災度判定システムの需要が高まっている。本研究では,観測装置を出来るだけ安価に導入するため観測階を厳選した観測システムを前提としており,非観測階を含めた建物全体の地震時挙動を推定する解析手法の構築が課題となっている。本報で提案する解析手法は,偏分反復法を利用したシステム同定により地震応答時のモーダルパラメータを取得し,モード重合法による地震応答解析から各階の層間変形角を推定するものである。地上13階建SRC造建物の地震観測結果や,鋼製5層試験体の振動台実験結果を分析対象として提案手法の検証解析を行った結果,実測結果と概ね整合する結果が得られ,本提案手法の有用性を確認した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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構造動力学  ,  建築物の耐震,免震,制震,防振 
引用文献 (6件):
  • 長周期地震動と超高層建物の対応策-専門家として知っておきたいこと-,日本建築学会,2013.10
  • 被災建築物応急危険度判定マニュアル,財団法人 日本建築防災協会,1998.1
  • 震災建築物の被災度区分判定基準および 復旧技術指針(木造編),財団法人 日本建築防災協会,2003.1
  • 千葉一樹,豊嶋学:非観測階の地震応答予測手法に関する研究 その1 単点参照・多自由度偏分反復法によるモーダルパラメータ推定,日本建築学会大会学術講演梗概集,B-2,構造II,pp.981-982,2015.9
  • モード解析ハンドブック編集委員会,モード解析ハンドブック,2000.1
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