文献

J-GLOBAL ID：201602206079511980   整理番号：16A0017206

パラログ障害は遺伝子重複後の動態に影響を及ぼす

Paralogue Interference Affects the Dynamics after Gene Duplication

著者 (2件)： KALTENEGGER Elisabeth (Dep. of Biochemical Ecology and Molecular Evolution, Botanical Inst., Christian-Albrechts-University, 24098 Kiel, DEU) ,  OBER Dietrich (Dep. of Biochemical Ecology and Molecular Evolution, Botanical Inst., Christian-Albrechts-University, 24098 Kiel, DEU)
資料名： Trends in Plant Science  (Trends in Plant Science)
巻： 20  号： 12  ページ： 814-821  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： W0922A  ISSN： 1360-1385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質は,機能性ユニットとして働く特定サブユニットと,同一性を持つ複合体を生成する傾向がある。これらのサブユニットは,単一の遺伝子座から符号化されると定義付けされた。そのタイプの遺伝子が重複すると,遺伝子生成物は共発現する時,最初に交差相互作用し,その結果現象としてパラログ障害をおこす。本稿では,パラログ障害が重複遺伝子の運命を形成する方策を概観した。重要な結果の一つとして,時系列を延長したで,重複した遺伝子が選別され,突然変異を蓄積し,新しい特性を開発する機会が増えることである。パラログ障害は重複の共進化を仲介することが可能であり,著者等は最新の研究で明らかにされたこの現象に光を当てた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *遺伝子 ,  遺伝子重複 ,  突然変異 ,  生物進化 ,  複合体 ,  サブユニット ,  符号化 ,  遺伝子発現 ,  時系列
準シソーラス用語： *パラログ ,  共進化 ,  共発現

分類 (1件)： 集団遺伝学  (EC01040J)

タイトルに関連する用語 (3件)： パラログ ,  障害 ,  遺伝子重複