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J-GLOBAL ID:201602206140977696   整理番号:16A0212736

STED(誘導放出抑制)顕微鏡による細胞内移行シリカナノ粒子の定量

Quantification of Internalized Silica Nanoparticles via STED Microscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 2015  号: Toxicology  ページ: 961208 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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安全な工業用ナノ粒子(NP)を開発するには,細胞レベルでの相互作用メカニズムを詳しく理解することが必要である。したがって,NPの細胞内移行の定量は細胞内NP用量の潜在的影響を予測するために極めて重要であり,リスク評価だけでなく,薬物送達用途のためにも不可欠な情報を提供する。本研究では,肺胞II型細胞(A549)における25nmおよび85nmシリカナノ粒子(SNP)の細胞内移行を超解像STED(誘導放出抑制)顕微鏡の適用により定量した。細胞を同じ粒子数濃度(9.2×1010粒子mL-1)の各粒子径の粒子に曝露し,また曝露の間の粒子の沈降を考慮した。顕微鏡画像から,血清添加培地および無血清培地中で5時間インキュベーションした後,どちらの径の粒子も細胞内に入ったことが明らかになった。in vitro沈降,拡散および投与到達計測(ISDD)モデルによると,粒子の20~27%が沈降した。比較すると,1細胞当たり102~103個のNPが血清含有培地で細胞内に検出された。さらに,血清存在下ではSNPは細胞毒性を誘導しなかった。無血清培地では,どちらの粒子径でも大きな凝集体が細胞を覆っていたのに対して,高濃度(≧3.8×1012粒子mL-1)の小さいほうの粒子だけが細胞毒性を誘導した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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生体の顕微鏡観察法  ,  人間に対する影響  ,  無機化合物の毒性一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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