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J-GLOBAL ID:201602206233896157   整理番号:16A0003818

イソブタンの酸化的脱水素化に及ぼすFSM-16へのクロムのテンプレートイオン交換挙動の効果

Effect of the template ion exchange behaviors of chromium into FSM-16 on the oxidative dehydrogenation of isobutane
著者 (10件):
資料名:
巻: 123  号: 1444  ページ: 1084-1089 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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247時間のFSM-16(#16枚シート折り曲げメソポア材料)へのクロム陽イオンのテンプレートイオン交換は,2.89wt%の陽イオンをFSM-16へと取込ませた。これまではたった0.3wt%の取込みしか報告されていない。得られた固体(Cr-FSM-16)のX線回折図は,2.89wt%のクロム陽イオンの取込み後もFSM-16の六方晶構造の特徴が保持されていることを示していた。XPSを使うことで,Cr-FSM-16の表面にCr3+とCr6+があることを検出することができた。Cr-FSM-16のXANESスペクトル中に,四面体配位のCr6+によるプレエッジピークを確認し,これはいくつかのCrの周りの配位状態がFSM-16中のSiの周りの配位状態と同様であることを示していた。FSM-16中のクロム陽イオン量の増加と共に,イソブタンの酸化的脱水素化における,その触媒活性と安定性が明らかに改善された。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  触媒操作  ,  アルカン  ,  酸化,還元 
引用文献 (17件):
  • 1) C. T. Kresge, M. E. Leonowicz, W. J. Roth, J. C. Vartuli and J. S. Beck, Nature, 359, 710–712 (1992).
  • 2) M. Yonemitsu, Y. Tanaka and M. Iwamoto, Chem. Mater., 9, 2679–2681 (1997).
  • 3) M. Iwamoto and Y. Tanaka, Catal. Surv. Jpn., 5, 25–36 (2001).
  • 4) K. Ikeda, Y. Kawamura, T. Yamamoto and M. Iwamoto, Catal. Commun., 9, 106–110 (2008).
  • 5) Y. Yang, S. Lim, G. Du, Y. Chen, D. Ciuparu and G. L. Haller, J. Phys. Chem. B, 109, 13237–13246 (2005).
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