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J-GLOBAL ID：201602206273733846   整理番号：16A0145187

中国の農村部及び都市部住民の尿中における殺虫剤イミダクロプリド及び防腐剤パラベンの様相特性

Occurrence and Profile Characteristics of the Pesticide Imidacloprid, Preservative Parabens, and Their Metabolites in Human Urine from Rural and Urban China

著者 (6件)： WANG Lei (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Tianzhen (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Fang (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Junjie (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  WU Yinghong (Tianjin Centers for Disease Control and Prevention, Tianjin, CHN) ,  SUN Hongwen (Nankai Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 49  号： 24  ページ： 14633-14640  発行年： 2015年12月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最も広範囲に使用されている殺虫剤イミダクロプリド及び防腐剤パラベン(パラヒドロキシ安息香酸エステル)に関するこれまでの知見は限られていた。中国の農村部及び都市部の被験者から採取した295の尿試料についてイミダクロプリド及び4種類のパラベンとそれらの主要な代謝産物を分析した。イミダクロプリドは農村部住民から100%検出されたが,都市部被験者からは95%であった。殺虫剤散布時の影響を除外した場合,農村部住民の尿試料中のイミダクロプリドの濃度(0.18ng/mL)は,都市部住民(0.15ng/mL)と比較して僅かに高かった。しかし,殺虫剤散布後に有意に増加した農村部大人での尿中に検出されたイミダクロプリド濃度(0.62ng/mL)は,3日以内に通常レベルに戻った。対照的に,農村部住民に検出された尿中パラベンの濃度(6.90ng/mL)は,都市部(30.5ng/mL)と比較して低かった。この結果について,イミダクロプリドの主要代謝産物6-クロロニコチン酸への代謝特性とパラベンの主要代謝産物パラヒドロキシ安息香酸への代謝特性から予備的な検討を行った。

シソーラス用語： *殺虫剤 ,  *防腐剤 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  フェノール類 ,  *芳香族カルボン酸 ,  検尿 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン
準シソーラス用語： *パラヒドロキシ安息香酸エステル ,  *パラベン類 ,  *尿分析

分類 (4件)： 健康被害  (SB02080T) ,  農薬  (SB05030L) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  食品添加剤  (FJ10020H)

物質索引 (2件)： 6-クロロニコチン酸 ,  イミダクロプリド

タイトルに関連する用語 (10件)： 中国 ,  農村部 ,  都市部 ,  住民 ,  尿 ,  殺虫剤 ,  イミダクロプリド ,  防腐剤 ,  パラベン ,  相特性