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J-GLOBAL ID:201602206340583315   整理番号:16A0050070

フェニトイン担持リポソームの安定化被覆としてのポリビニルアルコールに基づく「一成分」超薄多層膜

‘One-component’ ultrathin multilayer films based on poly(vinyl alcohol) as stabilizing coating for phenytoin-loaded liposomes
著者 (8件):
資料名:
巻: 135  ページ: 133-142  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリビニルアルコール-無毒,完全分解性合成高分子に基づき生物医学応用候補の超薄「一成分」多層高分子膜を設計した。カチオンおよびアニオン誘導体の合成を含む高分子の機能的修飾により,作製した膜の良好な均一性と高分子層の適切な吸着特性を達成した。FTIR分光法,NMR,動的光散乱測定および元素分析により,合成した高分子のキャラクタリゼーションを行った。層毎集合技術を用いて多層膜を構築し,紫外可視分光法と偏光解析法を用いてこのプロセスを追跡した。原子間力顕微鏡(AFM)により,調製した多層膜材料のモルフォロジーと厚みを評価した。フェニトイン,抗不整脈薬を含むリポソームナノ担体の被覆を目指し,調製した多層膜の応用に関する予備研究を行った。被覆は効果的にリポソームを安定化し,高分子膜が最適な厚みに達するまで,堆積層数の増加とともにその効果は増大した。取得した放出曲線は,二重層被覆リポソームが非被覆物より迅速にフェニトインを放出することを示した。全ての取得したナノ担体に対して行った細胞毒性研究はいずれも細胞生存率にマイナスの影響を与えないことを確認した。実施した全実験は,PVA誘導体から得た超薄膜によって被覆したリポソームが魅力的な薬物ナノ担体であり得ることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子担体・触媒反応  ,  心臓作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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