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J-GLOBAL ID:201602206469023048   整理番号:16A0089100

Ginkgo biloba(イチョウ)抽出物はCOX-2とNF-κB経路を阻害することにより急性肺損傷におけるリポ多糖類誘発性炎症反応を減弱する【Powered by NICT】

Ginkgo biloba extracts attenuate lipopolysaccharide-induced inflammatory responses in acute lung injury by inhibiting the COX-2 and NF-κB pathways
著者 (8件):
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巻: 13  号:ページ: 52-58  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2647A  ISSN: 2095-6975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,リポ多糖類(LPS)誘導急性肺傷害(ALI)におけるGinkgo biloba(イチョウ)抽出物の役割を解析した。ALIはLPSの気管内滴下によりマウスで誘導した。陽性対照として,G.biloba抽出物(12及び24mg/kg~(-1))とデキサメタゾン(2mg/kg~(-1))は腹腔内注射により投与した。気管支肺胞洗浄液(BALF)中の細胞を計数した。動物の肺浮腫の程度は湿/乾体重比を測定することにより評価した。スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とミエロペルオキシダーゼ(MPO)活性,SODとMPOキットにより分析した。腫よう壊死因子-α,インターロイキン-1β,インターロイキン-6,炎症性メディエーターの量は,酵素免疫分析により測定した。肺組織の病理学的変化は,H&E染色により観察した。NF-κBp65とCOX-2発現のレベルは,ウェスタンブロット法により検出した。LPS群と比べ,12と24mg/kgの~(-1)でG.biloba抽出物による処理は,気管支肺胞洗浄液(BALF),低下したNF-κBp65およびCOX-2発現,および改善されたSOD活性における炎症性細胞数を著しく緩和し,MPO活性を阻害した。肺の組織学的変化を有意に改善した。結果は,G.biloba抽出物はマウスにおけるLPS誘発急性肺傷害に対して防御効果を持つことを示した。G.biloba抽出物の保護機構は,NF-κBp65とCOX-2活性の阻害に部分的に起因する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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呼吸器の基礎医学 
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