文献

J-GLOBAL ID：201602206492095391   整理番号：16A0224554

超弾性形状記憶棒の引張および疲労挙動

Tensile and fatigue behavior of superelastic shape memory rods

著者 (4件)： TREADWAY Jason (Materials Sci. and Engineering Dep., Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA) ,  ABOLMAALI Ali (Civil and Environmental Engineering Dep., Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA) ,  LU Frank (Mechanical and Aerospace Engineering Dep., Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA) ,  ASWATH Pranesh (Materials Sci. and Engineering Dep., Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 86  ページ： 105-113  発行年： 2015年12月05日 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3水準の温度で熱処理した,超塑性形状記憶合金(SMA)棒の引張および疲労挙動を検討した。可変負荷速度で低サイクル疲労試験を行って,疲労サイクルにおける残留歪みおよびエネルギー散逸に及ぼす応力および周波数の効果を調べた。エネルギー散逸メカニズムを,試験中の印加応力および周波数の関数として温度変化を監視して調べた。引張試験結果からオーステナイトからマルテンサイトへの変態に要する応力は,熱処理温度を300°Cから450°Cに増加すると408MPaから204MPaに低下する事がわかった。熱処理温度を300°Cから450°Cに増加すると,SMAの引張強度は952MPaから1115MPaに増加した。引張試験前に実施した疲労試験では,SMAの強度および疲労歪みは低下した。疲労試験におけるエネルギー散逸量は,試験周波数を0.025Hzから0.25Hzに増加すると減少し,低周波数における疲労試験中の試験片温度変化は高周波数における疲労試験中の温度変化よりもかなり高い事が明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *形状記憶合金 ,  超弾性 ,  金属棒 ,  挙動 ,  オーステナイト ,  マルテンサイト ,  マルテンサイト変態 ,  残留歪 ,  引張強さ ,  疲れ試験 ,  低サイクル疲れ ,  熱処理
準シソーラス用語： 超弾性合金 ,  *引張り挙動 ,  *疲れ挙動

分類 (3件)： 金属材料  (HC05020S) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 弾性 ,  形状記憶 ,  棒 ,  引張 ,  疲労挙動