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J-GLOBAL ID：201602206513405035   整理番号：16A0157639

土壌細菌群集に対する復帰化学肥料とわらの長期適用の影響【Powered by NICT】

The impact of long-term application of chemical fertilizers and straw returning on soil bacterial community

著者 (4件)： Sun Ruibo (State Key Lab. of Soil and Sustainable Agriculture, Inst. of Soil Sci., Chinese Acad. of Sciences, Jiangsu, Nanjing) ,  Guo Xisheng (Anhui Provincial Lab. of Nutrient Cycling, Resources and Environment, Soil and Fertilizer Res. Inst., Anhui Acad. of ...) ,  Wang Daozhong (Anhui Provincial Lab. of Nutrient Cycling, Resources and Environment, Soil and Fertilizer Res. Inst., Anhui Acad. of ...) ,  Chu Haiyan (State Key Lab. of Soil and Sustainable Agriculture, Inst. of Soil Sci., Chinese Acad. of Sciences, Jiangsu, Nanjing)
資料名： Weishengwuxue Tongbao  (Weishengwuxue Tongbao)
巻： 42  号： 10  ページ： 2049-2057  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2731A  ISSN： 0253-2654  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】化学肥料,藁還元の応用は石灰コンクリーション黒色土壌の肥沃度を改善するための重要な戦略である。しかし,石灰コンクリーションの黒色土の微生物群落に及ぼす施肥の影響に関する情報はほとんどない。本研究の目的は,石灰コンクリーション黒土における細菌群集に及ぼす復帰化学肥料と小麦わらの長期施用の影響を調べることであった。[方法]定量的PCR(qPCR)とV4 16S rRNA遺伝子の454パイロシーケンシング分析は,異なる施肥戦略下での土壌における細菌存在量,群集構造および多様性を決定するために使用した。[結果]石灰コンクリーション黒色土壌中で最も優占細菌門は,Actinobacteria,Proteobacteria,Acidobacteria,ChloroflexiおよびBacteroidetesであった。化学肥料の長期施用が土壌肥沃度を増加させたが,有意な細菌社会の変化と生物多様性の消失をもたらした。麦藁は改善された土壌肥沃度を回復するが,それは土壌細菌群集に及ぼす化学肥料の負の影響を緩和することができた。統計解析は,微生物群集組成と多様性の変化は,肥料により誘起されたpHの変化と強く相関していたことを明らかにした。[結論]化学肥料,藁還元の長期利用が石灰コンクリーション黒色土壌の肥沃度を改善したが,施肥による土壌酸性化は土壌細菌群集に負の影響を示した。著者らの結果は石灰コンクリーション黒土地域における農業持続可能性のための土壌肥沃度に加えて土壌pHの重要性を強調し,藁還元は石灰コンクリーション黒色土壌における微生物群集の安定性に対する少しの援助を有することを示唆する,包括的な手段は環境に優しい農業を開発する必要がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *肥料 ,  石灰 ,  生物多様性 ,  *細菌 ,  ミクロフローラ ,  *化学肥料 ,  pH【水素イオン指数】 ,  団塊 ,  土壌酸性度 ,  藁 ,  *土壌 ,  施肥 ,  肥沃度
準シソーラス用語： 黒土 ,  *細菌群集 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土壌細菌 ,  群集 ,  復帰 ,  化学肥料 ,  長期