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J-GLOBAL ID：201602206520838451   整理番号：16A0267041

MARCKS様タンパク質はアホロートルにおける外肢再生の開始分子である

MARCKS-like protein is an initiating molecule in axolotl appendage regeneration

著者 (7件)： SUGIURA Takuji (Technische Univ. Dresden, Dresden, DEU) ,  TANAKA Elly M. (Technische Univ. Dresden, Dresden, DEU) ,  SUGIURA Takuji (Max Planck Inst. for Molecular Cell Biology and Genetics, Dresden, DEU) ,  BARSACCHI Rico (Max Planck Inst. for Molecular Cell Biology and Genetics, Dresden, DEU) ,  TANAKA Elly M. (Max Planck Inst. for Molecular Cell Biology and Genetics, Dresden, DEU) ,  WANG Heng (Karolinska Inst., Stockholm, SWE) ,  SIMON Andras (Karolinska Inst., Stockholm, SWE)
資料名： Nature (London)  (Nature (London))
巻： 531  号： 7593  ページ： 237-240  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： D0193B  ISSN： 0028-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生を開始する主要分子を明らかにすることは,長らく探求されてきた目標である。再生を行う多数の動物では,まず創傷に関連した初期の増殖応答が見られ,体の相当な部分が失われている場合には持続的な増殖へ移行する。アホロートルにおける外肢切断は,創傷と関連した一連の細胞周期誘導を開始し,続いて神経に由来するシグナルに依存した継続的な増殖を誘導する。初期増殖応答を引き起こして再生を開始させる創傷関連分子は,まだ明らかになっていない。本研究では,発現クローニング法を行った後にin vivoでの機能獲得および機能欠失実験を行い,アホロートルのMARCKS様タンパク質(MLP)が,アホロートルの外肢再生で初期細胞周期応答を誘導する細胞外分泌因子であることを明らかにした。再生開始分子が明らかにされたことで,他の動物での再生誘導の仕組みを理解できる可能性が開かれた。Copyright Nature Publishing Group 2016

シソーラス用語： 基質 ,  膜タンパク質 ,  *タンパク質 ,  再生 ,  遺伝子クローニング ,  細胞周期 ,  細胞増殖 ,  *MARCKS ,  *組織再生 ,  *発現クローニング ,  *トラフサンショウウオ属 ,  メキシコサンショウウオ ,  分泌成分 ,  *有尾類
準シソーラス用語： *Ambystoma ,  アホロートル ,  分泌因子

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： MARCKS ,  タンパク質 ,  アホロートル ,  分子