抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スケッチは観察により得た情報の記録,共有,そしてアイディアの発想のために様々な場面で行われている,表現手法である。しかし,刻一刻と変化する状況を記録するためには素早く簡素に描き止めたり,対象の立体的な構造を2次元の平面で表現する必要があり,絵を描きなれていない人には困難を伴うことがある。本研究ではタブレットPCとデプス(depth)カメラを用い,空間構造の理解やデザインを促すスケッチインタフェースを提案する。システムの狙いは,2次元の手書きスケッチでは表現しにくいものの立体構造に対する気付きを得やすくすることにある。手描きのスケッチに三次元構造を組み合わせ,奥行きのついたスケッチの世界を歩き回ることや,空間内に付箋を貼るようにメモやアイディアを描き加えることを可能とした。本論文ではスケッチインタフェースの概要と実現方法を述べるとともに,システムを用いて描かれたスケッチとスケッチの制作過程を紹介する。(著者抄録)