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J-GLOBAL ID:201602206740262496   整理番号:16A0306166

過去と未来の海水準上昇に対する南極大陸の寄与

Contribution of Antarctica to past and future sea-level rise
著者 (2件):
資料名:
巻: 531  号: 7596  ページ: 591-597  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過去数百万年にわたる極域の気温は,今日の気温を若干上回ることが時折あったが,全球平均海水準は,最近では最終間氷期(13万~11万5000年前)において現在より6~9m高く,鮮新世(約300万年前)ではもっと高かった可能性がある。どちらの場合も,南極氷床が主要因として関与しており,将来の脆弱性を示唆している。今回我々は,氷床と気候ダイナミクスを結合したモデル(氷床を支える棚氷の水圧破砕および海洋末端氷崖の構造崩壊と大気の温暖化とを関連付ける,これまでは過小評価されていた過程を含む)を用い,鮮新世と最終間氷期における海水準推定値と比較して較正して,将来の温室効果ガス排出シナリオに適用した。温室効果ガスが現状のまま排出され続ければ,海水準上昇に対する南極大陸の寄与は,2100年までに1m以上,2500年までに15m以上になる可能性がある。この場合,大気の温暖化は,すぐに氷の減少の支配的な要因となるが,長期にわたる海洋の温暖化によって回復は数千年遅れると思われる。Copyright Nature Publishing Group 2016
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
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