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J-GLOBAL ID:201602206764665281   整理番号:16A0365398

超伝導量子干渉デバイス磁気測定によるFe3O4ナノ粒子の粒子サイズ決定と磁気特性評価

Particle Size Determination and Magnetic Characterization of Fe3O4 Nanoparticles Using Superconducting Quantum Interference Device Magnetometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 191-199  発行年: 2016年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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磁性ナノ粒子(MNP)を化学的共析出法により合成した。この方法は,低下した合成温度で,単分散,ナノサイズ,安全な超常磁性酸化鉄ナノ粒子(SPION)を生成する。結晶構造,モルフォロジー,および磁気特性評価をX線回折(XRD),透過電子顕微鏡観察(TEM),および超伝導量子干渉デバイス(SQUID)磁力計でそれぞれ決定した。XRDパターンはFe3O4 MNPのスピネル相の(311)結晶方位に対応する最も強いピークの存在を示していた。4~6mmの結晶子サイズをScherrer近似を用いてXRDパターンから決定した。MNPのTEM画像は平均直径が18±10nmであることを示していた。磁化と温度(M-T)曲線の値をNeel-Arrhenius則によりブロッキング温度と粒子サイズを決定するために用いた。磁化と磁場(M-H)曲線の値をLangevin方程式により磁性粒子のサイズを計算するために用いた。粒子サイズは19nmと10nmであることが分かった。MNPは10Kと300KでのM-H特性評価によって超常磁性であることが判明した。57.54emu/gmと8.38emu/gmの飽和磁化をFe3O4 MNPと牛血清アルブミン(BSA)でキャップしたFe3O4 MNPでそれぞれ得た。150Kと130Kのブロッキング温度をFe3O4 MNPとBSAキャップFe3O4 MNPでそれぞれ観察した。本研究で報告したSPIONは生体分子のタグ付けの適切性と迅速免疫分析応用への潜在力が強く証明された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
引用文献 (31件):
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