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J-GLOBAL ID：201602206833292662   整理番号：16A0120958

英国ABWRと100年の時間軸

The UK ABWR and the 100 year time horizon

著者 (2件)： VARLEY James ,  EVANS Greg (Horizon)
資料名： Modern Power Systems  (Modern Power Systems)
巻： 35  号： 12  ページ： 29-30,32-33  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： H0729B  ISSN： 0260-7840  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 英国の原子力事業会社2社を買収した日立グループは,ウェールズの北西沖Anglesey島Wylfa地点に,ABWR(1350MWe)2基の建設を計画している。父がWylfaで生まれ1930年代に米国に移住し,米国生まれのGreg氏は,6年間の原子力潜水艦に勤務後,原子力発電所で勤務した経験を持つ。Greg氏は,Wylfa地点は原子力発電所建設の最適地と考えている。現に,2015年に運転を停止させるまでMagnox型原子炉が稼働に,労働者の約95%が,地元住民であった。ABWRの建設は,100年間(運転80年,廃止措置20年)地元住民の800~900人の継続的な雇用を創出する。即ちABWRの建設は,建設工事から始まって100年先までAnglesey島にとって明るい未来となるのである。2025年のABWR運開を考えると,Anglesey島住民の現在12~13歳の住民が,原子力発電所のオペレータ他の有力候補であり,今から若い島住民への教育訓練が需要である。もちろん,無条件ではない。徹底したリスク最小化,独立した検証機関,保守的な意思決定,この3要素が不可欠である。

シソーラス用語： *ABWR型原子炉 ,  運転 ,  *原子炉デコミッショニング ,  MAGNOX型原子炉 ,  *雇用 ,  *リスク ,  *教育訓練 ,  パブリックアクセプタンス ,  *建設工事
準シソーラス用語： 原子炉運転 ,  *雇用創出 ,  *リスク低減 ,  プラント建設

分類 (1件)： 生産に関する一般問題  (MA01080D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 英国 ,  ABWR ,  時間軸