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J-GLOBAL ID:201602206924027279   整理番号:16A0102938

11B固体NMR分光法で測定したスピン-スピン結合を用いたホウ素-ホウ素三重結合の探知

Spying on the boron-boron triple bond using spin-spin coupling measured from 11B solid-state NMR spectroscopy
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 3378-3382  発行年: 2015年06月18日 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホウ素-ホウ素三重結合を示す安定種の例に関する前報[Braunschweigら,Science,Vol.336,1420(2012)]は,大きい関心を呼んでいる。顕著なことに,力の定数に基づいた議論を用いて,このジボリン(diboryne)は,現実には,ホウ素-ホウ素三重結合の特徴を形成するのではないという可能性が,最近指摘された。本論文で,著者らは,最新の固体NMRと計算法とを用いて,11B-11Bスピン-スピン(J)結合定数の解析を介して,多重ホウ素-ホウ素結合に含まれる軌道を,実験で直接探査した。計算においては,これらの種でのホウ素-ホウ素スピン-スピン結合をもたらす機構が,多重結合炭素原子の場合についての機構と類似であることが分かった。実験で測定したジボレン(diborene)およびジボリンに対する換算J結合定数における傾向は,アルケンおよびアルキンに対する既知の傾向と一致した。ホウ素-ホウ素多重結合の電子構造に関する本実験プローブは,ジボレンおよびジボリンにおける結合について提示された特性を支持する強力な証拠であり,ホウ素-ホウ素結合に含まれる軌道は,炭素および窒素など他の第二列元素間での多重結合を構築することが良く知られている軌道と等価であることを実証した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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