文献

J-GLOBAL ID：201602207075516828   整理番号：16A0044932

鉄鋼業における自立式パワード外骨格ロボットスーツの開発

Development of a Stand-alone Powered Exoskeleton Robot Suit in Steel Manufacturing

著者 (6件)： YU Ho (POSCO Technical Res. Laboratories) ,  CHOI Il Seop (POSCO Technical Res. Laboratories) ,  HAN Kyung-lyong (POSCO Technical Res. Laboratories) ,  CHOI Jae Yeon (Korea Inst. of Robot and Convergence) ,  CHUNG Goobong (Korea Inst. of Robot and Convergence) ,  SUH Jinho (Korea Inst. of Robot and Convergence)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 55  号： 12  ページ： 2609-2617 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 製鉄工程では通常的に重量物を取り扱う。作業者が装置なしで重量物を直接取り扱う多くの作業が存在する。転炉およびAOD(アルゴン酸素脱炭)炉における耐火物建設は代表的な例である。数千の重量物を長時間にわたって繰返し運搬することは,70%は腰,30%は手首,肘,型などに生じる外骨格疾患の原因となる。それだけでなく,安全事故の潜在的なリスクが含まれる。本研究では,重量物の取り扱い中に肉体的に傷つきやすい腰,背下部,股関節を支援するため,自立式パワード外骨格ロボットスーツを開発した。簡易なロボット構造によりフレーム重量が低減し,運動制御が容易である。このロボットは自立式アクチュエータのため自由に移動できる。開発した新規クラッチシステムは種々の作業条件に対してスムーズに移行できる。本技術により作業者の肉体的疲労が著しく軽減され,骨格筋疾患や安全事故を防止できる。

シソーラス用語： 鉄鋼業 ,  転炉 ,  AOD法 ,  *築炉 ,  耐火物 ,  *重量物運搬 ,  重量物 ,  *産業用ロボット ,  ロボット ,  *生体機能補助機器 ,  *装着装具 ,  独立性 ,  外骨格 ,  対策 ,  労働生理 ,  産業衛生 ,  安全管理 ,  軽量化 ,  運動制御 ,  アクチュエータ ,  クラッチ ,  動作分析
準シソーラス用語： パワードスーツ ,  ロボットスーツ ,  運動解析 ,  作業ロボット ,  作業者対策 ,  自立性

分類 (2件)： 鉄鋼製造一般  (WD01010X) ,  産業用ロボット  (IC04020M)

引用文献 (11件)：

• 1) Lockheed Martin Corporation: Lockheed Martin, http://www.lockheedmartin.com, (accessed 2015-05-19).
• 2) Raytheon Company: Raytheon, http://www.raytheon.com, (accessed 2015-05-19).
• 3) T. Kawabata, H. Satoh and Y. Sankai: IEEE Int. Conf. on Robotics and Biomimetics, IEEE, Piscataway, NJ, (2009), 2013.
• 4) T. Hayashi, H. Kawamoto and Y. Sankai: IEEE/RSJ Int. Conf. on Intelligent Robots and Systems, IEEE, Piscataway, NJ, (2005), 3063.
• 5) CYBERDYNE Inc.: CyberDyne, http://www.cyberdyne.jp, (accessed 2015-05-19).

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉄鋼業 ,  自立 ,  パワー ,  外骨格 ,  ロボットスーツ ,  開発