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J-GLOBAL ID：201602207091387710   整理番号：16A0307640

「内水面漁業」って,なに?

著者 (2件)： 中村智幸 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  中村智幸 (東京海洋大)
資料名： 水産振興
巻： 49  号： 11  ページ： 1-81  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： L4207A  ISSN： 1343-6074  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 内水面漁業とは内水面(河川湖沼)で行われている漁業で,アユ,イワナ,ヤマメ,ワカサギ,コイ,フナ,ウグイ,オイカワ,ウナギ,ドジョウ,ナマズ,エビ,カニ,スッポン等の採捕,養殖を行っており,平成21~25年の漁業・養殖業を合わせた平均生産量は海面・内水面全体の1.4%であったが,漁獲される魚の単価が高いため生産高は全体の6.1%を占めていた。内水面管理者は漁業協同組合で,水産資源や漁場,遊漁の管理を行っているが,河川管理者(行政)の許可なく川や湖の形を変える権限はない。内水面漁業者数は減少傾向にあり,4万人を下回っていると考えられる。内水面の多面的機能について述べ,漁協,遊漁の役割,活動,実態,課題について概観し,内水面に関する主な法律(漁業法,水産資源保護法,内水面漁業の振興に関する法律,水産業協同組合法)や規則(内水面漁業調整規則,漁業権行使規則,遊漁規則)について解説した。

シソーラス用語： *漁業 ,  *河川 ,  湖沼 ,  養殖 ,  生産量 ,  管理者 ,  協同組合 ,  海洋レジャー ,  漁獲 ,  *法規 ,  規則 ,  権利 ,  機能 ,  多様性 ,  *漁業協同組合 ,  漁業権 ,  遊漁 ,  *産業
準シソーラス用語： 生産高 ,  *多面的機能 ,  *内水面漁業 ,  法律

分類 (2件)： 水産業一般  (FH01010S) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

タイトルに関連する用語 (1件)： 内水面漁業