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J-GLOBAL ID:201602207225791873   整理番号:16A0016916

B6C3F1マウスとF344/Nラットにおける2年飲料水由来グリシドアミド曝露の発癌性

Carcinogenicity of glycidamide in B6C3F1 mice and F344/N rats from a two-year drinking water exposure
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  ページ: 104-115  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アクリルアミドはベーキングまたはフライ調理澱粉質食品,焙煎コーヒー,煙草煙の汚染物質である。既報で,アクリルアミドはB6C3F1マウスとF344/Nラットにおける多臓器発癌物質であることを報告し,アクリルアミドはエポキシドグリシドアミドへの代謝変換により最終的に発癌物質として活性化されると仮定した。本稿では2年間,同一系統齧歯類に飲料水を介して投与した0,0.0875,0.175,0.35及び0.70mMのグリシダミドの発癌効果を解析した。雌雄マウスでHarder腺,肺,噴門洞,皮膚腫瘍が有意に増加した。雌マウスは乳腺と卵巣の腫瘍の発生率も増加していた。雌雄ラットでは,甲状腺,口腔新生物,単核細胞白血病が有意に増加した。雄ラットでは精巣上体/精巣と心臓腫瘍が増加し,雌ラットは乳腺,陰核腺,噴門洞の腫瘍が増加していた。アクリルアミド投与マウスとラットでは類似の腫瘍スペクトラムを得た。これらデータは,これらのバイオアッセイの条件下で,アクリルアミドがグリシドアミドに効率的に代謝され,アクリルアミドの発癌性はグリシドアミドへの変換によることを示唆する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品衛生一般  ,  有機化合物の毒性  ,  発癌機序・因子 

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