抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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郊外の都市ではバスは大切な交通手段であり,コミュニティバスネットワーク設計問題は重要な課題である。コミュニティバスネットワーク設計問題は,バス停数決定問題,バス停位置決定問題,バス路線決定問題,バス時刻決定問題の4つから構成されている。本論文では,最適化理論に基づいてコミュニティバスネットワーク設計問題を解くアルゴリズムを提案し,野々市市に適用した結果を報告する。提案手法を適用し,2つのルートを作成した。提案手法を適用した結果は,バス停の数を120から32に減少させることができた。これによりバスの乗車時間を短くすることが可能となった。病院,スーパーマーケット,駅に行く時間を調査した結果,2つの場合を除いて従来のバスシステムと比べ移動に掛かる時間を短縮することができることを確認した。その結果,ユーザの利便性の向上が可能といえる。(著者抄録)