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J-GLOBAL ID:201602207360126936   整理番号:16A0016874

物理的と化学的還元法により調製された還元型酸化グラフェンを用いたビスフェノールAの吸着

Bisphenol A adsorption using reduced graphene oxide prepared by physical and chemical reduction methods
著者 (2件):
資料名:
巻: 104  ページ: 519-529  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: E0282A  ISSN: 0263-8762  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラフェンは,van der Waals力によって互いに結合した層を形成する炭素原子から成り,高い電流密度と大きな比表面積の両方を有する。グラフェンの特性によりそれが化学的官能化に供されることを可能にする。これらの特性により,グラフェンは水処理や電極材料を含む様々な分野で適用されてきた。本報告では,疎水性表面特性およびグラフェンの高い比表面積の利用により水溶液から内分泌撹乱物質,ビスフェノールA(BPA)を除去するための吸着剤としてのグラフェンの使用を報告した。熱剥離法(T-rGO)およびヒドラジンを用いた化学還元法(H-rGO)の両方により還元型酸化グラフェン(rGO)を調製した。物理的および化学的還元の両方についてBPAの吸着特性を調べた。TGA,SEM,TEM,Raman分光法,XRD,N2吸着-脱着,元素分析,およびFTIR分光法を用いて調製rGOを特徴付けた。調製rGOsを用いて平衡吸着実験と速度論的吸着試験を行い,その結果はLangmuirとFreundlichの吸着等温式および吸着速度モデルに適合した。T-rGOは,試験した濃度範囲でH-rGOと比較してBPA対フェノールに対して少なくとも2.5倍大きい吸着選択性を示した。さらに,T-rGOはH-rGOの200倍の吸着速度定数を示した。この値は,文献で以前に報告された吸着速度定数よりもかなり大きかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 
物質索引 (1件):
物質索引
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