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J-GLOBAL ID：201602207576412640   整理番号：16A0299519

HTAP_v2.2:大気汚染の半球輸送を調べるための2008年と2010年についての地域と全球の排出グリッド地図のモザイク

HTAP_v2.2: a mosaic of regional and global emission grid maps for 2008 and 2010 to study hemispheric transport of air pollution

著者 (18件)： JANSSENS-MAENHOUT G. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  JANSSENS-MAENHOUT G. (Ghent Univ., Ghent-Zwijnaarde, BEL) ,  CRIPPA M. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  GUIZZARDI D. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  DENTENER F. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  MUNTEAN M. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  POULIOT G. (US EPA, North Carolina, USA) ,  KEATING T. (US EPA, Washington DC, USA) ,  ZHANG Q. (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  KUROKAWA J. (Asia Center for Air Pollution Res., Niigata, JPN) ,  WANKMUELLER R. (Federal Environment Agency, Vienna, AUT) ,  VAN DER GON H. Denier (TNO, Utrecht, NLD) ,  KUENEN J. J. P. (TNO, Utrecht, NLD) ,  KLIMONT Z. (International Inst. for Applied Analysis, Laxenburg, AUT) ,  FROST G. (Univ. Colorado, CO, USA) ,  DARRAS S. (Observatoire Midi-Pyrenees, CNRS, Toulouse, FRA) ,  KOFFI B. (Inst. for Environment and Sustainability, European Commission, Ispra (VA), ITA) ,  LI M. (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 15  号： 19  ページ： 11411-11432 (WEB ONLY)  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長距離越境大気汚染条約(CLRTAP)下での半球移動タスクフォース(TF HTAP)の役割は,大陸間大気汚染輸送の科学的理解を深め,ヒト健康,植生,気候への影響を定量化し,北半球地域にわたる排出削減策を特定し,これら側面に関わる今後の方針を導くことである。地域排出インベントリの調和と改善は,全球規模大気汚染の形成についての総合的推定を得るために必須である。全球規模及び領域規模のモデリングに一貫した情報を提供する目的をもって,2008年と2010年のSO₂,NO_x,CO,NMVOC,NH₃,PM₁₀,PM_2.5,BC,OCについての地域排出グリッド地図(年間,月間)を用い,排出データセットを構築した。米国についての米国環境保護庁(EPA),EPAとカナダ環境省(カナダのための),ヨーロッパについてのヨーロッパ監視・評価計画(EMEP)とオランダ応用科学研究機構(TNO),中国,インド,その他アジア諸国についてのアジアモデル相互比較(MICS-AsiaIII)を含む様々な地域グリッドインベントリのこの集約は,他の国々(主に南米,アフリカ,ロシア,オセアニア)についてのEmissions Database for Global Atmospheric Research(EDGARv4.3)排出グリッド地図との穴を埋めた。7つの主要な人間活動分野(電力,産業,住宅,農業,地下輸送,航空,船舶)からの排出を推定し,それぞれの物質と年についての月別,全球,部門別のグリッド地図を得るため,0.1°x0.1°経度-緯度の共通グリッド上に空間的に配置した。HTAP_v2.2大気汚染物質グリッド地図は,完全な全球データセット内での最新の利用可能な地域情報を合せたと考えられる。部門,高い空間的・時間的解像,用いたデータ源と参照の詳細情報による区分は,求められる透明性を利用者に提供する。HTAP_v2.2が,主として公式,そして/または広く用いられる地域排出グリッド地図を含むことで,参照として地域で認められ,全球規模での排出削減政策を評価する様々なシナリオを開始するための全球ベースライン排出インベントリとして推奨できる。国特異的に示された排出係数の解析は,酸性化ガス状大気汚染物質排出(SO₂,NO_x)について,先進工業国と発展途上国の間での大きな違いを示した。こうした違いは,粒子状物質排出(PM₁₀,PM_2.5)では見られず,代わりに住宅部門で国家間での大きな違いを示した。低所得から高所得で分類したすべての国の1人当たり排出量はガス上酸性化汚染物質の濃度と変動の増加を明らかにしたが,エアロゾルについては明らかではなかった。エアロゾルについては反対のトレンドで,低所得国での粒子状物質の高い1人当たり排出量であることが明らかであった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 条約 ,  長距離輸送【大気】 ,  大気汚染 ,  会議 ,  資料 ,  *大気汚染物質 ,  *排出量 ,  全球規模 ,  地図 ,  格子 ,  二酸化硫黄 ,  酸化窒素 ,  一酸化炭素 ,  揮発性有機化合物 ,  アンモニア ,  PM10 ,  PM2.5 ,  カーボンブラック ,  有機炭素 ,  米国環境保護庁 ,  評価計画 ,  環境省 ,  カナダ ,  オランダ王国 ,  研究所 ,  モデル ,  比較 ,  大気 ,  アジア ,  データベース ,  係数
準シソーラス用語： EDGAR ,  EMEP【評価計画】 ,  HTAP_v2.2 ,  MICS-Asia ,  TF HTAP ,  TNO ,  カナダ環境省 ,  グリッド地図 ,  ブラックカーボン ,  長距離越境大気汚染条約 ,  排出インベントリ ,  排出係数 ,  非メタン揮発性有機化合物

分類 (1件)： 大気汚染一般  (SB03010B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 大気汚染 ,  半球 ,  輸送 ,  地域 ,  球 ,  グリッド ,  地図 ,  モザイク