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J-GLOBAL ID：201602207578750798   整理番号：16A0001940

短茎小ギクの生産拡大に向けた機械化栽培体系の確立

Mechanization systems for increasing production of short stalk, small-flowered “Tankeikogiku” chrysanthemums

著者 (4件)： 今井俊行 (滋賀県農業技術振興セ) ,  布施雅洋 (滋賀県農業技術振興セ) ,  北村治滋 (滋賀県農業技術振興セ) ,  北村治滋 (東近江農業農村振興事務所)
資料名： 滋賀県農業技術振興センター研究報告  (Bulletin of the Shiga Prefecture Agricultural Technology Promotion Center)
号： 53  ページ： 17-26  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： Z0270A  ISSN： 1881-4735  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 短茎小ギクの生産拡大に向け,お盆の仏花需要に対応した有望品種の選定,育苗方法および機械化栽培体系の確立を行った。特に需要の大きい黄色品種として‘秀光’,‘小鈴’と同等品質の‘のどか’,‘おぼろ’を選定した。また,4月にセル苗用の挿し穂を得るため,前年10月に掻き芽をプランターに植え,無加温ハウスで管理する大量採穂技術では,1プランター当たり掻き芽を10株定植し,2回摘心が優れた。ヘッジトリマーを利用したセル苗の定植前摘心に適する挿し穂長は8cm以上が必要と考えられた。72穴セルトレイへの2本挿し育苗は,育苗期間中の蒸れによる枯死や葉の褐変症状は見られず,1本挿し育苗と同様に管理でき,生育や根鉢形成に支障はなかった。汎用野菜移植機を用いて定植する場合,2本挿し苗を利用することにより慣行と同等の栽植密度を確保でき,切り花品質においても慣行苗と同等であることから,既存移植機械の利用による省力化が可能で,生産拡大が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： 省力化 ,  *茎 ,  *キク ,  *拡大 ,  汎用性 ,  農業機械 ,  野菜 ,  *機械化 ,  作付体系 ,  時期 ,  育苗 ,  樹木
準シソーラス用語： *短茎小ギク ,  *生産拡大 ,  汎用野菜移植機 ,  *農業機械化 ,  栽培体系 ,  育苗期 ,  花木

分類 (2件)： 花き・花木  (FC03044O) ,  収穫・調製用機械  (FB03030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 茎 ,  小ギク ,  拡大 ,  機械化 ,  栽培体系